「基本情報技術者」は、ITエンジニアとしてレベルアップを図るのに必要な知識やスキルを習得できるITエンジニアの登竜門資格です。
具体的には、技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮でるようになります。
ただし、基本情報技術者は国家資格であり、合格を目指すのであれば、しっかりとした試験対策をしないと、合格できません。
特に重要なのは
基本情報技術者独学初心者が理解しやすいテキスト・参考書を間違えずに手に取り、勉強できるかは、合否の大きな分かれ道
といっても過言ではありません。
そこで、今回は「基本情報技術者」の試験対策におすすめのテキスト・参考書の紹介、またどのようなテキスト・参考書を選ぶと独学初心者が基本情報技術者に効率的に合格できるのかなど、試験対策に役立つ内容を解説しています。
【独学の強い味方】基本情報技術者初心者におすすめの対策テキスト・参考書
基本情報技術者のテキスト・参考書は、数多あるほどの冊数が市販されています。
その中で、基本情報技術者に独学合格を目指す初心者に大人気のおすすめテキスト・参考書である
の3冊をご紹介します。
ご紹介するテキスト・参考書から学習を開始することで、効率的な合格を目指せます。
結論をお伝えすると、最もおすすめは、柏木先生の基本情報技術者教室です。
おすすめテキスト・参考書1:イメージ&クレバー方式でよくわかる柏木先生の基本情報技術者教室
イメージ&クレバー方式でよくわかる柏木先生の基本情報技術者教室は
各書店で第1位・累計130万部越え
を誇る大人気のテキストです。
豊富なイラストや図表、具体例を使って解説してくれているだけでなく、基本情報技術者独学初心者が理解しやすいよう、合格に本当に必要な論点や知識だけに絞ってくれています。
そのため、1つ1つの論点はシンプルにまとめらているので、無駄のない効率的な学習が可能です。
また、基本情報技術者試験の内容を暗記する上での大きな障壁となるのが、Saasなど英字略語単語の暗記です。
暗記できているかどうかは、基本情報技術者試験で点数を取れるかどうかにも大きく影響します。
そんな英字略語単語暗記ツールとして、イメージ&クレバー方式でよくわかる柏木先生の基本情報技術者教室では、よく試験に登場する「厳選英略語100語暗記カード」は、合格点を効率的にとるために必要なもののみに厳選されているので、ムダを省いた学習ができるよういなっています。
ただし、問題演習自体は少なめなので、過去学習を徹底的に行わないと、アウトプット力が付かない点には注意しましょう。
- 各書店で第1位・累計130万部越えを誇る基本情報技術者の大人気テキスト・参考書
- 豊富なイラストや図表、具体例を使って解説してくれている
- 過去問を徹底分析し、合格点をとるために必要な論点がシンプルにまとめられている
- 厳選英略語100語暗記カード」は、合格点を効率的にとるために必要なもののみに厳選されているので、ムダを省いた学習ができる
- 問題演習自体は少なめなので、過去学習を徹底的に行わないと、アウトプット力がつかないので注意
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おすすめテキスト・参考書2:いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書+出る問題集
いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書は
過去問を徹底分析し、「試験に出るポイント」や用語、問題傾向などが明記
されており、基本情報技術者で合格点を獲得するため効率的に知識を吸収できます。
特に、必要な論点を過去問分析から導き出しているため、過去問学習を重要視したテキストです。
そのため、必修過去問として、382問をテキスト・参考書の中で掲載しており、この問題を徹底学習すれば、合格できる可能性を飛躍的に高めてくれることは間違いありません。
さらに、購入読者であれば、テキストの中で発生した質問・疑問にも対応してくれるなど、「いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書」のテキスト・参考書は基本情報技術者の独学者初心者にとって非常に有難い一冊です。
- 豊富なイラストや図表、具体例を使って解説してくれている
- 過去問を徹底分析し、「試験に出るポイント」や用語、問題傾向などが明記されていて、勉強しやすい
- 必修過去問として、382問をテキスト・参考書の中で掲載しており、この問題を徹底学習すれば、合格できる可能性を飛躍的に高めてくれる
- 購入読者であれば、テキストの中で発生した質問・疑問にも対応
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おすすめテキスト・参考書3:キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
キタミ式イラストIT塾は、
全ての用語をイラストで解説しているため、独学初心者がとっつき易い
ことで、評判の高い基本情報技術者のテキスト・参考書です。
イラストが多用されているため、理解しやすいですが、これまでに資格取得の勉強経験などをしている人にとっては、逆にゴチャゴチャした印象を抱く可能性もあります。
全体像を理解する、ITに関する知識を持ち合わせていない人の初めの一冊です。
ただし、キタミ式イラストIT塾だけでは試験範囲をカバーできていないため、本テキスト学習後は、過去問の徹底学習によって、応用力を身につける必要があります。
- 全用語イラスト解説されているので、独学初心者がとっつき易い
- 全体像を理解する、ITに関する知識を持ち合わせていない人の初めの一冊に最適
- 本テキストだけで試験範囲をカバーできていないので、学習事は過去問の徹底学習が必要
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基本情報技術者独学初心者が知っておくべき合格に必要なおすすめテキスト・参考書の選び方
基本情報技術者独学初心者が合格を目指すうえで、どのようなテキスト・参考書を選ぶのかは、合否に大きく左右するポイントとなります・
以下の多くの基本情報技術者独学合格者が、テキスト・参考書を選ぶ際の検討事項を参考に、あなたにあったおすすめのテキスト・参考書を選択しましょう。
図表やイラストが豊富で理解しやすいテキスト
独学初心者が基本情報技術者を選ぶうえで、最も大切にすべきポイントとして、
図表やイラスト、具体例が豊富で理化しやすいテキスト
が挙げられます。
なぜなら、図表やイラストは、視覚的な情報を提供するため、文字だけで説明したものよりも直感的に理解できるため、IT知識をもたない独学初心者にとっては、欠かせない事項だからです。
これは、図表やイラストなどの視覚的な情報を処理する能力が高いため、図表やイラストを見ることで、直感的に理解しやすくなるからと言われています。
また、複雑な情報を簡潔に表現されるため、重要ポイントがどこなのかが分かりやすい点も図表やイラストの大きな効果です。
どこを覚えるか明確に書いてある
どこを覚えるか明確に書いてあることで、
効率的な学習と効果的な復習が可能
となります。
どこを覚えるかが判明しているとは、つまり、明確な学習目標がすでに決まっていることの裏返しです。
つまり、目的に向けて学習を進めることができるため、時間の無駄をなくすことができます。
また、復習時にもどこを要点に楽手し直せばよいのかが一目でわかるため、知識定着に非常に役立ちます。
最新版(シラバスVer3.3)対応かどうか
試験運営団体であるIPAより、基本情報技術者合格に必要となる知識・技能の幅と深さを体系的に整理、明確化した資料「シラバス」が公開されています。
このシラバスは、社会情勢や技術動向の進展等により、逐次アップデートされていきます。
つまり、現在の基本情報技術者試験に対応しているシラバスのバージョン3.3以外だと、必要な内容を満たしていないに漏れが生じていることを意味します。
そのため、
必ず最新版であるシラバスVer3.3対応
のテキスト・参考書かどうかは確認すべきです。
基本情報技術者はテキスト・参考書がいらない人とは?
基本情報技術者の勉強にテキストや参考書がいらないのは、
すでにITに関する知識やスキルを持っている人
です。
当たり前ですが、ITに関する仕事をしている人や、自己学習をして、ITに関する知識やスキルをすでに身につけているため、基本情報技術者に求められる試験学習範囲の知識を重曹くしている可能性があるからです。
この場合には、基本情報技術者の過去問だけを使って、勉強すれば合格することは可能です。
おすすめのタイミングは12月!基本情報技術者のテキスト・参考書はいつ買うべき?
基本情報技術者の最新版テキストは下記の一覧表をご覧いただくと分かる通り、各社12月頃に発売されます。
そのため、いつからテキストを購入して基本情報技術者の勉強を独学で始めようか検討しているのであれば、
12月
からのタイミングでスタートさせるのが最もおすすめです。
![]() イメージ&クレバー方式でよくわかる柏木先生の基本情報技術者教室 | ![]() いちばんやさしい基本情報技術者 絶対合格の教科書 | ![]() 情報処理教科書出るとこだけ! 基本情報技術者テキスト | |
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発売日 | 2022年11月28日 | 2022年12月20日 | 2022年12月2日 |
購入する | 購入する | 購入する |
基本情報技術者試験に独学では無理と感じた人は通信講座の選択もあり
基本情報技術者を独学で合格する上で壁となるのが、
知識への理解不足、試験対策ノウハウ不足
です。
理解できなかった知識を深めるための質問する機会がないため、理解不足のまま学習を進めてしまう可能性が高いのは間違いありません。
また、効率的な試験対策ノウハウを知らないがために、合格するために必要な準備ができない可能性も存在します。
上記の独学で基本情報技術者を目指す上でのデメリットを解消できるのが、教材や模擬試験などを使用して、試験に必要な知識を学習することができ、講師による指導や質問に対する回答も受けられる「通信講座」です。
自分の生活スケジュールに合わせて柔軟に対応でき、さらに通学と比較すると費用も格安なので、独学での基本情報技術者合格が難しいと感じるなら、通信講座を活用するのも1つの選択肢として検討しましょう。
もし通信講座を利用するのなら、合格実績が豊富で費用が安いスタディングが最もおすすめです。
基本情報技術者試験に関するよくある質問
基本情報技術者験に関するよくある質問をまとめています。
基本情報技術者の難易度(合格率)は?
基本情報技術者の合格率は
おおよそ20~30%
と比較的高いため、試験難易度は中程度と言えます。
ITパスポートを取得した次のステップとなるのが、基本情報技術者です。
合格率は20~30%と数字だけ見ると低く見えがちですが、あくまでITエンジニアの登竜門としての資格となっているので、しっかりと試験対策すれば、誰でも合格可能な試験なのは間違いありません。
ちなみに、基本情報技術者の過去合格者の中には9歳の小学4年生、最年長だと70歳の方が合格されています。
基本情報技術者は独学だと何時間の勉強時間が必要?
基本情報技術者を独学で取得する場合の勉強時間は、
約200時間
が目安と言われています。
1日2時間勉強時間を確保した場合、約3.5月程度で独学合格可能です。
しかし、人によっては半年ほどかかる場合もあるなど、あなたがどの程度時間をかけられるのかによって、合格までの期間は大きく変わってきます。
基本情報技術者はどこが難しい?
基本情報技術者は大きく「マネジメント系」「ストラテジ系」「テクノロジ系」の3つの分野に分かれており、試験出題も同分野から出題されます。
この中で、テクノロジ系分野は独学初心者にとっては最も難しく感じる科目となる可能性が高いです。
なぜなら、離散数学や応用数学、システム開発・アルゴリズムに関する問題など、普段ITに関わらない人間にとっては、とっつきずらく、イメージしづらい内容だからです。
文系出身者だと、数学への知識が理系よりも浅いため、より難しいと感じることが多いです。
基本情報技術者は午前と午後どっちのほうが難しい?
基本情報技術者は午前と午後の試験がありますが、
午後試験
に合格できるかが大きなポイントとなります。
午前試験は、過去問を徹底的に学習すれば、約70%は同じような焼きまわし問題に多く遭遇するため、努力が結果に結びつきやすい試験です。
一方で午後試験は、情報セキュリティ、データ構造とアルゴリズム、ソフトウェア開発などにおける例題が与えられ、それを実際に解いていく筆記試験となっています。
午後試験には、応用力と論理的思考力が求められため、午前試験の暗記対応だけでは難しいのが、基本情報技術者試験の難易度を高めている大きな要因です。
まとめ
初心者独学者が基本情報技術者の合格を目指すのに、おすすめなテキスト・参考書を1つだけけ絞るのであれば、いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書+出る問題集です。
- 各書店で第1位・累計130万部越えを誇る基本情報技術者の大人気テキスト・参考書
- 豊富なイラストや図表、具体例を使って解説してくれている
- 過去問を徹底分析し、合格点をとるために必要な論点がシンプルにまとめられている
- 厳選英略語100語暗記カード」は、合格点を効率的にとるために必要なもののみに厳選されているので、ムダを省いた学習ができる
- 問題演習自体は少なめなので、過去学習を徹底的に行わないと、アウトプット力がつかないので注意
テキスト・参考書を購入したら、後は購入したテキスト・参考書と心中する覚悟で、基本情報技術者試験合格に向けて、勉強を開始しましょう。
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